箱舟づくりが忙しくて、ブログ更新が止まっていたノア次郎です (;^_^A スマセン
さて、今回からは、私がこの2年間、大学院で学んだ「税」のことを話題にしていこうと思います。
今回は租税の大原則、
「租税法律主義」
です。
租税法律主義とは、簡単にいうと、
「税金を課す時には必ず法律に基づかないといけないよ~」
というものです。
憲法84条を見てみると、
◆第八十四条「あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。」
と書いてあります。(e-GOVに詳しく載ってます。)
日本人だけど、憲法って、良く知らないですよね…(;’∀’)
![](https://noa-cgm.net/wp-content/uploads/2021/06/the-constitution-of-japan.png)
ここにあるとおり、日本の租税(税のことをこう呼びます)は、必ず法律によって定められています。
法律がないのに、税金を取ることはできません。
これって、
神様の「罪刑法定主義」
にも通じますよね。
法がなければ裁かない神様。(・_・D フムフム
ちなみに、教会には「献金」というものがありますが、これは「税金」とは違います。
税金のように解釈している人もいるようですが(苦笑)、
献金というのは「自らが感謝する思いで神様に捧げるお金」
です。
なので、奪い取られていくもの、ではなくて、喜んでプレゼントするもの、なのです。
まあ、この話はまたいつかしましょう。笑
さて、話はそれましたが、日本では、租税法律主義が原則です。
租税法律主義として、わかりやすいのは
消費税
ではないかと思います。
平成元年(1989年)に現れた、買い物をするたびにかけられるこの3%の税金は、
昭和63年(1988年)に
消費税法
が成立して、翌年に施行されました。
それまでは、消費税法というものが存在しなかったので、買い物に消費税はかけられていませんでした。
「消費税法」という法律ができたので、消費税がかけられるようになりました。
このように、税金の法律ができることで、税金をかけることができるようになります。
ですから、
制定される法律がとても重要
になってきます。
では、突然ですが、ここで問題です。
その法律を決めるのはどこの誰でしょうか???
えーと、すが総理大臣?
政府?
与党?
甘党?
辛党?
・・・
あえてボケてみましたが、
「国会」
ですよね。
![](https://noa-cgm.net/wp-content/uploads/2021/06/adtDSC_2478-1024x681.jpg)
日本は三権分立で、立法を担っているのは国会です。
国会の衆参両院で可決されると法律が成立します。
(法案の原案を作るのは、国家公務員のみなさんです。)
ではでは、
その国会とは誰の集まりでしょうか?
そう、
国会議員
ですよね。
じゃあ、その国会議員を
選ぶのは誰?
はい、私たちです。
そう、
日本の税金をどうするかを決める国会議員を
決めているのは私たち
なのです。
まあ、これはどの行政分野においてもそうなのですが…笑
改めて、このように書くと、
選挙で誰を選ぶか、どの政党を選ぶのかは、結構大事ですよね。
と、話が変な方向に行っていますので、ここまでにします。笑
さて、今回、話したかったのは、
①税金は法律に基づいて国民に課されている
②その法律は国会議員たちが決めているから、選挙って大事だよ~
ということでした。
税金は、私たちの生活とは切っても切れない存在ですよね。
そんな税金について、これから少しずつ語っていこうと思います。
今回は、租税の分野ではとても重要な、しかし基本となる「租税法律主義」、でした(^^)
今日はここまで(=゚ω゚)ノ
長文、お付き合いいただき、ありがとうございました。
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